後遺障害等級認定サポートで14級の認定、保険会社提示額から270万円増額した事例

• 2024/07/19

賠償金額

母（後遺障害14級認定）の場合

主な損害項目	サポート前	サポート後	増加額
傷害慰謝料	74万9000円	99万4000円	24万5000円
後遺障害慰謝料	0円	99万円	99万円
休業損害	8万5400円	68万406円	59万5006円
逸失利益	0円	87万4540円※1	87万4540円
総賠償額	189万5516円	460万1609円※2	270万6093円

娘（非該当）の場合

主な損害項目	サポート前	サポート後	増加額
傷害慰謝料	74万9000円	89万4600円	14万5600円
通院交通費	0円	7140円	7140円
総賠償額	74万9000円	90万1740円	15万2740円

相談・依頼のきっかけ

福岡市在住の親子が高速道路を走行中に、後ろから追突される事故に遭われました。

10か月ほど治療を続け、相手方の保険会社から示談金の提示を受けましたが、その金額に不満を感じられたため、弊所へご相談いただきました。

当事務所の活動

お二人とも、弊所へのご相談前に、長期間治療を行っていたため、ご依頼後すぐに後遺障害申請に必要な書類の作成をご依頼しました。

書類作成作業と弊行して、弊所においても、保険会社などから依頼者に関する資料の取付をおこない、迅速に申請できるように対応させていただきました。

当事務所が関与した結果

後遺障害申請の結果、娘様は後遺障害の認定には至りませんでしたが、お母様は「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害14級9号が認定されました。

認定結果をもとに、保険会社との示談交渉へと移りました。

示談交渉では、事前提示では自賠責基準でしか認められていなかった休業損害について、弁護士が交渉を行うことによって、約60万円もの大幅な増額に成功しました。

また、後遺障害部分についても、当方の主張をほぼそのまま認めさせることに成功しました。

弁護士の所感（解決のポイント）

お母様の賠償額を大幅に増額することができた大きな要因は、後遺障害が認定されたためです。

事故状況や受傷内容、治療状況、症状の推移等から、後遺障害が認定される可能性は十分あると考えて申請したところ、１４級９号が認定されました。

その後の交渉においても、逸失利益や休業損害について、被害者の状況を丁寧に主張することで、相手方保険会社から多額の賠償を得ることができました。

お客様の声

関連ページ

• 【弁護士が解説】交通事故における慰謝料の注意点
• 【弁護士が解説】交通事故の影響で仕事を休んでしまったら
• 交通事故を弁護士に初めて相談される方へ
• たくみが交通事故の被害者に選ばれる理由
• 交通事故被害者のための弁護士の選び方
• より良い解決のために被害者の皆様ができること
• 交通事故の示談交渉には弁護士を付けるべき？
• 交通事故の治療の終了を決めるのは保険会社？
• 治療期間を決めるのは保険会社？～むちうちの治療期間について～
• 保険会社の提示する金額は適正ではない？
• 主婦の休業損害について

おすすめコンテンツ