過去の依頼者から再度ご依頼いただき、主婦の休業損害を含む130万円が補償された事例

相談・依頼のきっかけ

40代の春日市在住の女性は、赤信号停車中に後方の車から追突されるという事故に遭われました。

女性はこの事故により外傷性頭部症候群、非がん性慢性疼痛、頭椎椎間板症の怪我を負われました。

弊所にご御連絡いただいたのは、事故からもうすぐ2週間が経とうという頃でした。

以前弊所にご依頼いただいたことがあった為、再度御連絡くださったとのことです。

弁護士費用特約がついていたこともあり、そのままご依頼いただくこととなりました。

ご依頼いただいた当初、物損も示談前でしたが、内容をお伺いしたところ、特に揉めている部分もなかった為、人損のみ受任いたしました。

事故直後のご依頼でしたので、定期的に治療状況について確認を取り、都度治療のアドバイスや経過診断書の確認等を行いました。

相手方保険会社には、弊所から依頼者の状況をお伝えし、最終的に事故から約7か月半の通院を経て、示談交渉に移りました。

相手方との示談交渉では、家事従事者としての休業損害と慰謝料が主な争点でした。

休業損害では、こちらの請求の満額が認められ、慰謝料につきましても、裁判基準の約8.5割が認められました。

もっとも、本件のようなむちうちでは、3か月等で治療打ち切りの打診がくることも多いですが、本件は約7か月半に及ぶ治療が叶いましたので、治療期間にあわせその分慰謝料も増額した形となります。

本人からの症状を詳細に聞き取り、相手方に正確に伝えた結果、長く治療費を対応いただけたことが大きかったと思います。

結果として、後遺障害も残らず、治療後すぐ示談交渉に移れ、示談金の増額にも繋がりました。

また、事故に遭われた際、弊所に再度御連絡いただけましたことも嬉しく思います。

誠にありがとうございました。

2023.02.03掲載