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慰謝料にはどのようなものがありますか?
交通事故における慰謝料は大きく分けて3つ
交通事故における慰謝料には、大きく分けて、①死亡慰謝料、②傷害慰謝料及び③後遺障害慰謝料の3つがあります。
そもそも慰謝料とは、人身事故による被害者の精神的苦痛を金銭的に評価したものです。
もちろん、事故による精神的苦痛は、個々人によってその程度が大きく変わってきますが、これを正確に金銭的に評価するのは困難であることから、実務では、過去の裁判例の蓄積から、一定の基準・相場を見出し、これを基に慰謝料額の算定がなされています。
物損事故では慰謝料は認められない
なお、物損事故の場合、「自動車は代替性のある物件であり、被害者の愛情利益や精神的平穏を強く害されるような特段の事情が存在しない限りは、その損傷のために財産上の損害賠償によっては回復できない精神的苦痛が残存することはない。」との裁判例(東京地裁平成6年6月17日判決)もあり、慰謝料は認められていません。
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