弁護士の交渉により保険会社の提示金額から118万円増額した事例

• 2024/12/20

主な損害項目	ご依頼前※3	ご依頼後※3	増加額
傷害慰謝料	75万円	81万円	6万円
後遺障害慰謝料	55万円	93万円	38万円
休業損害	61万円	117万円	56万円
逸失利益	29万円	47万円※1	18万円
総賠償額	315万円	433万円※2	118万円

• ※1　労働能力喪失期間：5年・労働能力喪失率：5%
• ※2　自賠責保険金75万円含む
• ※3　過失相殺後の金額

相談・依頼のきっかけ

福岡市在住の30代の男性がバイクで通勤中、優先道路の十字の交差点で両側一車線の道路を直進していたところ、右側の道路から相手車両が一旦停止せずに出てきて、バイクの後方に接触するという交通事故に遭われました。

弁護士費用特約へのご加入がなかったため、お問い合わせの段階では事前認定で後遺障害等級がつき、もしくは非該当でも事前提示が来た際には弁護士費用との兼ね合いで弊所にご依頼いただくメリットがあるのか具体的にお調べできるので、その際に再度ご連絡いただくようご案内しました。

その後、事前認定にて14級9号が認定され、相手方保険会社から事前提示がきたため再度ご相談、ご依頼いただくはこびとなりました。

当事務所の活動

ご依頼後すぐに弁護士から保険会社に連絡し、事故の状況やこれまでの経過がわかる書類を一式取り寄せ、どこが示談交渉の争点になりそうなのかを検討しました。

当事務所が関与した結果

保険会社との示談交渉では、休業損害と逸失利益、慰謝料が争点となりましたが、粘り強く交渉した結果、最終的に過失相殺前の金額で480万円を補償するという回答があり、ご依頼者様にも確認の上、示談解決となりました。

弁護士の所感（解決のポイント）

後遺障害が認定されている場合は、弁護士に依頼することで賠償金を増額できる可能性が高く、その増加額も大きなものとなることが多いです。（被害者側にそれなりの過失が認められる場合は除きます。）

特に、後遺障害が残ったことに対する慰謝料と、将来の労働能力の喪失を理由とする逸失利益は、弁護士が入ることで大幅な増額となることが少なくありません。（それだけ初回の保険会社の提示額が謙抑的な額になっているということですが。。）

弊所では初回の相談は無料でお受けしており、保険会社の提示額から賠償額増額が可能かどうかをその場で判断させていただいております。

増額が難しく、ご依頼いただくことで却って損をする場合等はきちんとお伝えしておりますし、相談だけでご依頼いただかなくても結構です。

相手保険から既に提示を受けている場合は、安易に示談せず、弁護士に依頼すべきかどうかを判断するためにも、一度弁護士に相談することをおすすめします。

お客様の声

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