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福岡・佐賀・長崎にお住まいのみなさまへ「子どもの交通事故マップ」のご案内
まだまだ暑い日は続いていますが、朝や夕方には比較的涼しい時間帯もあり、少しずつ秋めいてきましたね。
夏休みが明けて授業が再開し、小学生が外出する機会も増える今の時期、特に登下校の時間帯の交通事故に注意が必要です。
交通事故による子どもの死者・重症者は、歩行中の割合が高く、特に登下校中の歩行中児童(小学生)の死者・重症者の割合が全体の約4割を占めているそうです。
お子様がいらっしゃるご家庭では、新学期が始まったこのタイミングで、基本的な交通ルールの再確認に加え、ご自宅周辺や通学路について定期的な安全点検をしていただくのが望ましいでしょう。
福岡・佐賀・長崎の3県にお住まいの方向けにはなりますが、道路環境の安全点検に役立てていただけるツールとして、西日本新聞と福岡県警・佐賀県警・長崎県警が連携して作成した「子どもの交通事故マップ」が公開されているのをご存知でしょうか。
「子どもの交通事故マップ」は、2018年~2022年に福岡・佐賀・長崎の3県内で発生した交通事故のうち、歩行中か自転車に乗っていた1~18歳の子どもが死傷した交通事故の発生地点と概要が確認できるものになっており、子どもたちを交通事故から守ることを目的として作成されました。
発生地点が年齢層別に色分け(赤い丸印=1~5歳、青い丸印=6~12歳、黄色の丸印=13~18歳)してマップ上に表記されるようになっており、丸印にカーソルをあわせるだけで事故の概要(時間帯や曜日、天候、道路の形状など)をパソコンやスマートフォン、タブレット端末で簡単に閲覧できるようになっています。
私もこのマップで家の近所を調べてみましたが、複数回交通事故が発生している交差点を見つけました。
歩行時だけでなく、自分が車を運転する時もよりいっそう注意して通行するよう心がけたいと思うと同時に、家族ともその認識を共有することができました。
9月21日〜9月30日の10日間は秋の全国交通安全運動が実施される期間でもあります。
この機会に、ご自宅周辺や、通学路の安全点検に活用し、交通安全についてご家族で話し合っていただくきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
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監修者弁護士法人たくみ法律事務所
福岡市と北九州市にオフィスがあります。
交通事故の被害者側専門の弁護士が、被害者の気持ちに寄り添い、将来への不安を少しでも解消できるよう尽力いたします。