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福岡県がワースト1位タイ!全国の交通事故多発交差点
はじめに
先日、一般社団法人日本損害保険協会が「全国交通事故多発交差点マップ」を更新しました。
同HPによると、「福岡県筑紫野市針摺交差点」が全国ワースト1位タイとなっており、この交差点では2020年で22件もの人身事故が発生しています。
また、「福岡市中央区六本松交差点」も全国ワースト6位タイ(人身事故件数:15件)となっており、大阪府と福岡県でワースト1位~6位を占めるという結果となっていました。
福岡県内交通事故多発交差点ワースト5(2020)
- 針摺交差点(福岡県筑紫野市)
- 六本松交差点(福岡市中央区)
- 安部山入口交差点(北九州市小倉南区)
- 二先山交差点(福岡県京都郡苅田町)
- 西体育館前交差点(福岡市西区)
- 徳永交差点(福岡市西区)
上記の交差点だけで、76件もの交通事故(軽傷事故:74件、重症事故:2件)が発生しています。
ランクインした交差点のほどんどが交通量が多く渋滞も多発しており、対向車両に対する安全確認が不十分なことが原因による右折直進事故が主な事故類型となっています。
交差点での右折事故を防ぐために、十分な安全確認を!
右折時の車のスピードが遅かったとしても、身体を守ることができない歩行者や自転車との衝突は死亡事故や重大な事故に繋がりやすくなります。
また、車の存在を認識していないバイクがスピードを落とさずに交差点に進入すれば死亡事故に至る可能性も高くなります。
「大丈夫だろう」「自分のほうが先に行けるだろう」と思い込み、安全確認を怠ることで相手までの距離やスピードを見誤ったり、対向車の陰に隠れて視認しづらいバイクや自転車と衝突するといった事故を起こしてしまう可能性が誰にでもあります。
交差点に潜む危険を十分理解し、くれぐれも「大丈夫」と過信せず、
- 対向車線の安全確認を行い
- 横断歩道や歩道、右後方からの自転車や歩行者が進入してこないかを確認する
等、横断歩道の手前で十分な安全確認と適切な判断を行うことが交通事故を防ぐために重要となります。
日々の運転で、どうしても慣れが生じてしまいがちですが、普段通る道や交差点などに潜む危険を今一度確認してみてはいかがでしょうか?
以上、事務局からでした。
参考
参考
福岡県令和2年の交差点事故状況(一般社団法人日本損害保険協会HP)