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当初10%と言われていた過失割合を5%まで減らし、裁判基準の90%の慰謝料も認められた事例
被害者 | 男性(10代) / 春日市在住 / 高校生 |
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傷病名 | 左手首骨折、左手・右肘挫創、右臀部打撲傷 |
後遺障害 | 認定なし |
活動のポイント | 示談交渉 |
サポート結果 | 過失割合を10%から5%へ、慰謝料を裁判基準の9割以上にて示談 |
主な損害項目 | 金額 |
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傷害慰謝料 | 約53万円 |
総賠償額 | 約77万円 |
相談・依頼のきっかけ
春日市在住の高校生が、自転車通行可の歩道を直進していたところ、停まっていたトラックの運転席のドアが開いて、衝突し転倒するという交通事故に遭われました。
事故後受診した病院で左手首の骨折と診断され、治療を受けていました。
最終的な賠償額の交渉を弁護士に任せしたいとのことで、当事務所にご相談いただき、ご依頼いただくはこびとなりました。
当事務所の活動
ご依頼後、まずは治療に専念いただきました。
また、弊所との連絡の窓口であったお父様とは、メールと電話を併用して対応させていただき、お仕事でお忙しい時にも、ご不明点があればいつでもご連絡いただけるようにしました。
事故から2ヶ月経過した頃、怪我が完治したため、治療を終了し、相手方保険会社との交渉を開始しました。
当事務所が関与した結果
交渉開始当初、相手方保険からは、相手方がドアを開けたタイミングでご依頼者と衝突してしまったため、ご依頼者の過失は10%と言われていました。
しかし、事故の状況を丁寧に説明したことで、最終的には5%という過失割合で示談を成立させることができました。
また、慰謝料についても、弁護士が代理人としてついたことで、裁判基準の9割となり、ご依頼者も納得の上、示談解決となりました。
弁護士の所感(解決のポイント)
争点となることが多い典型的なものの一つに過失割合があります。
過失割合については過去の事例からのある程度の基準がありますが、必ずしも基準に当てはまらない類型の事故も珍しくはありませんので、弁護士による交渉の必要性が高いケースもあります。
本件もそのようなケースであり、粘り強く交渉することで、依頼者の過失割合を最小限度に抑えることができました。
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