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旅行先で事故に遭い、帰宅費用を含む適切な金額が補償された事例
【被害者】 | 女性(40代/主婦・60代/主婦・10代/学生) ・男性(10代/学生)/ 福岡市在住 |
【傷病名】 | 40代女性:頚椎捻挫・胸椎捻挫・腰椎捻挫 60代女性:頚椎捻挫・腰椎捻挫・右手関節捻挫 10代男性:頚椎捻挫 10代女性:頭部打撲 |
【活動のポイント】 | 示談交渉 |
【サポート結果】 | 適切な賠償額の獲得 |
主な項目 | 金額 |
---|---|
慰謝料 | 75万円(40代女性:13万円/60代女性:35万円/10代男性:14万円/10代女性:13万円) |
休業損害 | 9万円(40代女性) |
付添費 | 2万円(10代男性:1万円/10代女性:1万円) |
帰宅費用 | 1万円 |
最終支払額 | 総額131万円(治療費含む) |
相談・依頼のきっかけ
福岡市在住の40代の女性が、母と子ども二人を乗せて旅行先で信号待ちのために停車中、後続車に追突され、自車の前の車に衝突するという3台が絡む玉突き事故に遭われました。
この事故で、ご家族はそれぞれ頸椎捻挫、胸椎捻挫、腰椎捻挫、右手関節捻挫、頭部打撲等の怪我を負いました。
ご相談時は事故から2か月が経過し、怪我も良くなってきた段階でした。
事故の衝撃で車が故障してしまったため、事故現場から自宅まで公共交通機関を使って帰宅せざるを得なかったのですが、相手方保険会社が帰宅費用については負担しないと主張したため、保険会社との交渉を任せたいということで、ご相談いただき、そのままご依頼いただくことになりました。
当事務所の活動
ご相談時はもうすぐ治療が終わるという段階だったため、まずは怪我の完治に向けて、治療に専念していただきました。
その間に相手方保険会社から診断書等の書類を取り寄せ、また、依頼者側の保険会社から争点になっている帰宅費用に関する書類を取り寄せました。
全員の治療が終了したあと、すぐに示談交渉を開始することができるよう、先に治療が終了した方の資料から順番に揃えていき、損害額の精査を行いました。
事故後約2か月で全員の治療が終了し、示談交渉へ移りました。
当事務所が関与した結果
示談交渉の結果、40代女性は約24万円を、60代女性約36万円を、10代男性は約15万円を、10代男性は約14万円がそれぞれ補償されました。
ご依頼いただくきっかけとなった帰宅費用については、事故に遭わずに車で自宅まで帰った際に発生する費用(ガソリン代)との差額が今回の事故によって発生した損害だとして、約1万円を相手方に認めてもらう事に成功しました。
弁護士の所感(解決のポイント)
ご依頼のきっかけとなった帰宅費用など、当初相手方保険会社が否定していた費用について弁護士が交渉したことで認められました。
本件のように。交通事故の賠償内容は弁護士が関与することで結果が変わることが多いです。
保険会社から言われたことを鵜呑みにせず、不安に思ったことはどんな些細なことでもいいのでご相談されることをおすすめします。
2021.8.27掲載
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