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主治医への面談を実施し、後遺障害8級認定・2819万円が補償された事例
【被害者】 | 40代男性 / 大野城市在住 / 会社員 |
【傷病名】 | 右足関節骨折、右足関節三角靭帯断裂、右腓骨骨折 |
【活動のポイント】 | 後遺障害認定サポート・示談交渉 |
【サポート結果】 | 後遺障害認定・適切な賠償額の獲得 |
主な項目 | 金額 |
---|---|
傷害慰謝料 | 379万円 |
後遺障害慰謝料 | 830万円 |
逸失利益 | 約2041万円 |
休業損害 | 約800万円 |
最終支払額 | 2819万円※自賠責保険金含む |
お客様の声
相談・依頼のきっかけ
大野城市在住の50代の男性が、交差点を青信号のためバイクで直進中、同じく青信号のため右折してきた車両と衝突するという事故に遭いました。
事故により、被害者の男性は右足関節骨折、右足関節三角靭帯断裂、右腓骨骨折等のお怪我をされ、病院へ緊急搬送されました。
男性はそのまま入院され、手術を控えておりましたが、何から手続きを始めていいか分からないという奥様よりご相談をいただき、ご依頼を受けることになりました。
当事務所の活動
ご依頼を受けたのが、事故直後でした。男性は入院をされていましたので、まずは治療に専念をしていただきました。
事故の影響により、男性はお仕事を休職せざるを得ませんでしたので、男性が治療に専念されている間に、弊所は相手方保険会社へ休業損害の請求を行いました。
最終的に、男性は職場に復帰することが出来ず、退職されることとなりましたが、事故から退職されるまでの毎月の休業損害や賞与の減額分、また退職後の内払いについても交渉していき、相手方より支払いを受けることができました。
また、弊所では2度にわたり医師面談を実施し、執刀医である主治医への後遺障害申請の際に必要となる検査の依頼を行いました。
男性は複数の病院での入院・通院・手術・リハビリを続け、最終的に事故から約3年3ヶ月が経過した時点で症状固定となり、自賠責調査事務所へと後遺障害の申請を行いました。
当事務所が関与した結果
後遺障害申請の結果、右足関節骨折後の右足関節の機能障害について、「1下肢の3大関節中の1関節の用を廃したもの」として第8級7号の認定を受けることができました。
その後、認定結果を前提に保険会社との示談交渉へ移りました。
争点になったのは、逸失利益でした。
労働能力喪失率について、弊所は、後遺障害8級にあたる45%を主張していましたが、相手方は症状固定時から60歳までの12年間は45%、以降7年間は神経症状を考慮し14%との主張をしてきました。
複数回にわたり相手方との交渉を重ねた結果、当初の相手方主張金額より200万円増額し、最終的に2819万円(後遺障害の保険金含む)での示談となりました。
弁護士の所感(解決のポイント)
複数回の手術をされましたが、なかなか改善されず、治療期間が比較的長期化したので、相手方保険会社との交渉や、労災保険適用など、依頼者にとって最大限の治療を認めてもらうことできました。
また、後遺障害は残ってしまいましたが、裁判の場合の基準と同程度の解決することができました。
2020.12.18掲載
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