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福岡県内の交通事故多発交差点にご注意!
福岡県内で最も交通事故が起こりやすい交差点はどこ?
はじめに
事務局Hです。
交通事故が発生しやすいのはどのような形状の道路か、ご存知でしょうか?
直線道路やカーブでも交通事故に十分な注意が必要なことは言うまでもありませんが、交通事故がもっとも起こりやすい道路形状は「交差点」です。
平成30年度の『交通事故白書』によれば、平成29年に発生した交通事故の実に45.9%が交差点内やその付近で起こっています。
福岡がワースト1位
では、そんな中でも交通事故が起こりやすいのはどのような交差点なのでしょうか。
以前の記事(交通事故件数全国一位タイ?!福岡県東区の新二又瀬橋交差点)でもご紹介したとおり、一般社団法人日本損害保険協会(SONPO)は、毎年、全国の交通事故多発交差点をまとめた「交通事故多発交差点マップ」を発表しています。
2019年9月、2018年の統計をまとめた最新のデータ(※1)が発表されました。
それによると、2018年に人身事故が最も多く発生したのは大阪府の「上本町6丁目交差点」と福岡県の「湯川交差点」でした。
北九州市小倉南区にある湯川交差点では、2018年に重傷事故1件を含む18件の人身事故が発生しました。
この交差点は、交差点の前後や付近が坂道となっているほか、交差点が大きく屈曲しているという特徴があり、朝夕の通勤時間帯は交通量が多く渋滞しているそうです。
福岡県内ではこのほかに博多区の「蔵本交差点」が15件でワースト5位、東区の「新二又瀬橋交差点」が14件でワースト9位となっています。
また、弊所の福岡オフィスからほど近い「渡辺通4丁目交差点」も13件で福岡県内ではワースト5位にランキングしました。
交通事故が多発する交差点の共通点
同協会がまとめた報告書(※2)によれば、交通事故が多発する交差点には共通するいくつかの特徴があるといいます。
たとえば、交通事故多発交差点の車線数は8割以上が4車線以上であり、交差点規模が大きいと事故多発交差点になる傾向があります。
日本損害保険協会のサイトでは、都道府県別に交通事故が多発しやすい交差点やその特徴が公表されています
おわりに
交通事故が発生しやすい交差点を通過する際には少し気持ちを引き締めることで、交通事故を未然に回避できる可能性が高まることが期待できるでしょう。
また、弁護士との相談や打ち合わせのために弊所までお車でお越しになる方もいらっしゃるかと思います。
その際には交差点での交通事故に十分お気を付けいただきますようお願いいたします。