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交通事故件数全国一位タイ?!福岡県東区の新二又瀬橋交差点
交通事故被害者が「精神的・肉体的負担を軽減する手段」としての弁護士活用
事務局K.Iです。
暑かった夏も終わり、最近では肌寒い日も増えてきました。
日没の時間も早くなり、8月と比べると、暗くなるのが早くなったと感じます。
秋は、夏と比べて日暮れがはやくなり、薄暮時と呼ばれる日没後も少し明るさが残っている時間帯に交通事故が多くなるため、くれぐれも車を運転される際は早めのライト点灯、徒歩や自転車に乗る際はなるべく目立つ色の服装をするなどして、交通事故を起こさない、遭わないための工夫をすることをおすすめします。(関連:秋の夕暮れ時は死亡事故が多くなる?)
さて、先日、日本損害保険協会が2017年のデータに準拠した「全国交通事故多発交差点マップ」を更新しました。
同HPによると、福岡県福岡市東区の「新二又瀬交差点」が、なんと全国ワースト1位タイであるとのことでした。
20件発生した事故のうち、追突事故が最も多い8件となっており、脇見運転が主な要因として挙げられています。
また、福岡県内の事故件数ワースト2位は、北九州市八幡西区力丸町の「力丸町交差点」で18件、ワースト3に福岡市博多区美野島3丁目の「美野島交差点」17件となっていました。※ちなみに、「新二又瀬橋交差点」に並んで全国ワースト1位タイとなったのは、こちらも九州で、宮崎市江平1丁目の「江平五差路交差点」20件ということでした。
福岡県は、平成25年、26年と交通事故発生件数が全国3位となっており、減少傾向にあるとはいっても、まだまだその数は決して少なくありません。
そして、交通事故に遭ってしまった場合、様々な問題が被害者に降りかかります。
少し古い情報ですが、2001年末に、内閣府が実施した「交通事故の被害者に関するアンケート調査」では、交通事故後に困った事や、事故後問題を感じた事柄について、以下のとおりの結果となっていました。
家族または本人が交通事故に遭ってから困った点
- 精神的なショックや苦痛:75.8%
- 身体的な苦痛や障害:55.5%
- 家事育児の負担:43.0%
- 示談交渉や民事訴訟などの負担:38.5%
- 医療費や失職などの経済的負担:32.7%
家族または本人が交通事故に遭って問題を感じた点
- 事故の相手方(加害者)との関係:45.2%
- 保険会社や相手方の弁護士との関係:38.3%
- 家族との人間関係:16.5%
- 病院・医療機関との関係:15.8%
- 親戚との人間関係:11.9%
上記の不安や問題点は、当事務所でもご相談が多い事柄です。
このように、交通事故に遭っただけでも大変なのに、被害者には上記のような問題が起きてしまいます。
加えて、怪我が治療を続けても残念ながら完治しない場合、後遺障害として怪我と一生付き合っていかなければならなくなります。
交通事故は、どれだけ気をつけていても巻き込まれてしまう可能性は、残念ながら誰にでもあります。
もし、自分や家族、友人が交通事故に遭ってしまったら、少しでも的確な治療をうけ、適正な補償を受けるために、また、精神的な負担や交渉などの身体的な負担を取り除くためにも、「弁護士を活用する」という手段もあります。
たくみ法律事務所は、「完全被害者側専門」の弁護士として、これまで多くの被害者の方々に寄り添い、適正な補償を受けていただくことに尽力してまいりました。
小さなことでも、何かお力になれることがあるかもしれません。
どんな些細な不安でも、お気軽にご相談いただければと思います。
以上、事務局からでした。