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VR(仮想現実)で交通事故の体験
はじめに
こんにちは、事務局のK.Iです。
最近、VRというワードをよく目にするようになりました。
VRとは、バーチャルリアリティ(Virtual Reality)の略で、コンピュータにより合成した映像や音の効果によって、本当にその空間にいるような感覚を体験できる技術です。
ゲームとの親和性が高いようで、例えば、家にいながら、あたかも本当に街を散策している、車を運転している感覚が体験できるなど、より臨場感のあるゲームが体験できるそうです。
JAF(日本自動車連盟)では、このVRを活用した、交通事故の体験動画を公開しています。
臨場感を味わうには、VRゴーグルと呼ばれる機器を装着する必要がありますが、付けていなくても十分事故の怖さが味わえる動画です。
VRゴーグル
動画では、乗車中にシートベルトを着用していないとどうなるかが、ダミー人形を使って実験されています。
後部座席に着席し、シートベルトをしないままの状態で正面衝突をすると、前の座席に顔から突っ込み、そのまま全身を打ち付けていました。
2008年6月から、一般道においても全席シートベルト着用が義務付けられていますが、警視庁が2016年10月に発表したデータでは、後部座席での着用率はいまだ36%にとどまっているとのことでした。
シートベルトは必ず着用しましょう
事故は、ある日、本当に突然発生します。
ちょっとそこまで、窮屈だからしたくない、等の理由でシートベルトを着用しないのは大変危険です。
シートベルトをすることで、重症を負う事態は防げることもあるでしょう。
運転者はもちろん、車に乗る人全てがシートベルトを着用するよう、もっと意識する必要があるなと感じました。
また、自動運転や運転アシストなど、交通事故の発生を抑止しようという技術の進歩がめざましく、近年色々と話題になっています。
しかし、技術に頼りっぱなしでは、事故はなくならないでしょう。
技術も、やはり万能ではないため、欠点はあります。
なので、VR技術で、もし交通事故に遭ってしまったらという体験をもっと身近にできるようになれば、意識と技術の相乗効果で、今よりももっと事故の少ない社会になるのではと思います。
以上事務局からでした。
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