- 福岡交通事故被害者相談TOP>
- 事務所コラム>
- 自賠責保険料率引き下げへ
自賠責保険料率引き下げへ
自賠責保険は強制加入保険であり、自動車を運転する以上入らなければならない保険です。
その自賠責保険の保険料率が、平成29年1月19日に開かれた自賠責保険審議会において平成29年3月から全車種平均6.9%引き下げられることを決定しました。
自家用乗用自動車2年契約の保険料は、現行は、2万7,840円でしたが、引き下げにより、2万5,830円となります(2,010円引き下げ)。
自動運転技術の発展、普及等により、事故が減り、損害率(保険料収入に対して、支払った保険料の割合)が低下した結果とされています。
簡単に言えば、事故による自賠責保険金の支払いが減ったため、適正な自賠責保険料にするために、保険料を減額するというものです。
現在も事故を起こしにくい世代の保険料が割安になっている等の仕組を採用した保険もあるなど、今後も、自動運転技術の発展や、医学の進歩により、自動車保険料も減額されていく流れは間違いないと思われます。
事故が減っていることを示すよいニュースではありますが、自賠責保険は当然、任意保険についても更新を忘れたりしないよう気をつけましょう。