MSWと弁護士について～会合、懇親会に出席して

MSWと弁護士について～会合、懇親会に出席して

　私たち交通事故被害者側の弁護士は、メディカルソーシャルワーカー（MSW）の方と接することが多々あります。

　弁護士のみで、高次脳機能障害などの重度後遺障害を残してしまった被害者の方の状況を的確に掴むのは困難です。

　そして、MSWの方は、被害者の方の治療や症状の現状、被害者の方が置かれている社会的状況を、大変丁寧に把握されています。

　ですので、私たちが交通事故被害者の方のために、最大限の補償を獲得するためには、MSWの方との緊密な協力を行うことが不可欠だといっても過言ではありません。

　そこでこの度、たくみ法律事務所はMSW団体との交流をさせていただくこととなりました。

　交流の第一段階として、まずは私が先日行われた会合と、その後の懇親会に出席させていただいています。

　この会合では、MSWの社会的意義をより大きなものとしていくという強い想いを感じ取りました。

　また、他の専門職との連携も重視されていましたので、今後私たちも参画させていただければと思います。

　懇親会では、MSWの皆様とざっくばらんに意見交換することができました。

　MSWの皆様が日々の職務で感じられている疑問、問題点などに僭越ながらアドバイスさせていただくこともできました。

　逆に、私も外部からは見えづらいMSWの皆様の職務の運用などを教えていただけて、大変参考になりました。

　私たち弁護士と、MSWの皆様が向いている方向は同じだと感じます。

　それは、痛みを抱える依頼者（患者）の方に、より良い今後を送って欲しいという想いです。

　ですから、たくみ法律事務所が得意とする交通事故分野で、MSWの皆様と連携し、より多くの被害者の方をサポートさせていただきたいと思っています。

　また、交通事故以外でも、成年後見や生活保護、虐待児問題など、MSWの皆様がお困りの問題についても、たくみのネットワークを用いて協力して参ります。

　MSWの皆様との交流を、今後積極的に深めていければと思います。

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