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【事務所コラム】研修を経て~当事務所修習生の感想~
研修を経て~当事務所修習生の感想~
今回のコラムでは、当事務所に先月まで2ヵ月間、勉学に励んで頂いた司法修習生から頂いたメッセージをご紹介させていただきます。
研修を経て
私は、司法修習生として、平成24年5月末から7月末までの2ヵ月、宮田先生の事務所で法律実務の研修をさせて頂き、大変お世話になりました。
研修中は、交通事故事件をはじめ、多くの法律相談に同席させて頂いたほか、具体的な損害の計算等について勉強させて頂きました。その際、印象に残ったことが多くありますが、紙幅の関係上、数点に絞って述べてみようと思います。
まず、法律相談において、先生は、事件を引き受けるかどうかに関係なく、具体的な根拠を示して分かりやすい説明をされたり、今後の事件の見通しを立てて、争いにならないような手段を考え、それを相談者の方に提示して具体的にアドバイスされたりするなど、相談者の方の立場に立った親身な法律相談をされていました。
このような先生の事件に対する真摯な姿勢は深く印象に残りました。
また、先生は、裁判など事件を非常に多く抱えていらっしゃいますが、そのような中で、一件一件の事件を素早く、しかも正確に処理されていました。その結果、依頼者の方に感謝されていることが多くありました。そのような先生の事件処理のスピーディーさは、法的なトラブルから早く解放されたいという依頼者の方のニーズに応えるものだと思いました。
事務の方々も、法律実務に関する知識や経験を豊富に有しており、先生が事件処理をするために必要となる資料を、あらかじめ的確に把握し、それを先生に提出して先生の事件処理をスムーズにすることを通じて先生を支えるという、先生との二人三脚の体制がとても印象に残りました。
このような、事件に対する先生の誠実でスピーディーな対応や、先生と事務の方々が一体となって事件を処理するという先生の事務所のあり方は、私が将来法曹になった上で見習うべきお手本になると強く感じました。また、今回の研修を通じて、私は、法曹となる上での視点を数多く得ることができ、これらは私にとって一生モノの財産になると思います。
研修が始まる前に、他の弁護士の先生から、「研修で指導してくれる弁護士は親も同然」といったことを言われましたが、今回の研修を通じて、私は、法曹となる上での財産を数多く得ることができ、まさに、宮田先生や事務の方々は、法曹となる私の親とも言えると思います。
このような貴重な財産を与えてくださった宮田先生や事務の皆様には心から感謝しています。本当にどうもありがとうございました。
新第65期司法修習生 臼倉尭史