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ご依頼から約10日で約42万円増額してスピード解決した事例
【被害者】 | 30代男性 / 福岡市在住 / 会社員 |
【傷病名】 | 頚椎捻挫、腰椎捻挫、右肩挫傷、臀部挫傷、右側胸部打撲、 右手掌挫創、左下肢挫創 |
【活動のポイント】 | 示談交渉 |
【サポート結果】 | 適切な賠償額の獲得・スピード解決 |
主な項目 | 提示額 | 解決額 | 増加額 |
---|---|---|---|
傷害慰謝料 | 55万円 | 89万円 | 34万円 |
休業損害 | 3万円 | 5万円 | 2万円 |
最終支払額 | 53万円 | 95万円 | 42万円 |
相談・依頼のきっかけ
福岡市在住の30代の男性が片側3車線の一番左側を直進中、右隣の渋滞した車線を横断し出てきた車に衝突され、被害車両が横転するという交通事故にあいました。
事故により、被害者男性は頚椎捻挫、腰椎捻挫、右肩挫傷、臀部挫傷、右側胸部打撲、右手掌挫創、左下肢挫創等の怪我を負いました。
事故から約7か月経った頃に相手の保険会社より治療終了と示談金に関する話がありましたが、痛みが続いたため通院を続けていました。
相手から届いた示談金の内容が適切かみてもらいたいとのことで、保険代理店様より紹介いただき、当事務所へご相談いただきました。
弁護士費用特約の契約があり、また、相談前に相手の保険会社から提示された金額も低い金額で、十分増額の可能性があるということで、ご依頼いただくことになりました。
当事務所の活動
相談いただいた時はすでに治療が終了していたため、受任直後に相手方へ必要な資料の取り寄せを行い、同時並行で損害額の計算をはじめました。
その際、相手方保険会社から事前に提示されていた金額の中で、不足している金額、計上されていない費目について確認し、こちらから請求する金額を確定させました。
その後、ご本人が納得された損害賠償額の請求を行い、示談交渉を開始しました。
当事務所が関与した結果
交渉の結果、約42万円の増額に成功しました。
休業損害は保険会社の基準である低い基準で提示されていましたが、当事務所は裁判基準である事故前3ヶ月の収入を実際の稼働日数で割った金額を日額の基礎収入として請求し、賠償金として補償することができました。
また、相談時に損害計算に必要な書類をほとんどお送りいただいていたことから、受任後すぐに損害計算を行い、スムーズに交渉に移ることができました。
よって、受任してから約10日後には示談解決することができました。
弁護士の所感(解決のポイント)
結果として、慰謝料を増額できたことが大きかったです。
相手方が自賠責基準にて提案してきたのに対し、裁判での傾向を踏まえて交渉を行いました。
訴外ということで一定額減額されたものの、総額及び解決までの期間を考慮し、依頼者様と相談の上、今回は示談での解決を選択いたしました。
弁護士が介入していない場合、相手方は自賠責基準かそれに近い金額で示談提示をしてきます。
特に弁護士費用特約が付帯されており、かつ、事前提示からの交渉であれば、費用負担無く弁護士に依頼できることが多いため、保険会社の提案を安易に受け入れるのではなく、一度ご検討いただければと思います。
また、事前提示がなされている事案では、弁護士介入後にどの程度増額できるかの見通しも立てやすいため、安心してご依頼いただくことができるかと思います。
2020.12.1掲載
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