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保険会社と交渉を開始してからわずか15日で示談終了した事例
主な損害項目 | 金額 |
---|---|
休業損害 | 9万5,000円 |
傷害慰謝料 | 76万円 |
最終支払額 | 90万円 |
相談・依頼のきっかけ
熊本県在住の60代の男性が、普通乗用自動車を運転して高速道路下のトンネル手前にさしかかったところ、そのトンネル内を車が対向進行してきたことから、衝突や接触などしないよう、トンネル手前で停車して待機していました。
すると、対向進行してきた車が地面よりもせり上がっていたマンホールに乗り上げて制御不能となり、男性の車に衝突してくるという事故に遭いました。
マンホールが地面よりもせり上がっていたのは、地震で地盤沈下していたことが原因のようです。
被害者は、本件事故により、頚椎捻挫、右肩捻挫、外傷性末梢神経症等の傷害を負い、その治療のために複数の病院と整骨院に通院し、治療を受けられておりました。
症状固定後も自費で首の痛みなどが続き、通院も継続されていましたので、今後の治療や後遺障害等級申請、相手方との交渉や賠償金等についてご相談をしたいということで、当事務所にご相談いただきました。
当事務所の活動
ご依頼いただく前に後遺障害の診断書を既に作成されておりましたので、後遺障害の被害者請求時に必要な書類をこちらから送付し、ご準備頂きました。
相手方からは経過の診断書等の資料を一式取り寄せ、一通りの書類を揃えて後遺障害部分の被害者請求を行いました。
残念ながら後遺障害の認定結果は非該当となり、ご依頼者様と今後の方針についてお打合せを行い、以降は傷害部分のみ相手方と示談交渉を行うこととなりました。
当事務所が関与した結果
相手方保険会社との示談交渉では、傷害慰謝料の額が主な争点となりました。
交渉を行い、こちらの請求額の約94%の金額が認められ、通院交通費、休業損害については、請求額どおりの金額が満額認められております。
総額としては、90万円での示談となり、裁判で認められると予想される金額を上回るものでした。
弁護士の所感(解決のポイント)
残念ながら後遺障害は認定されませんでしたが、後遺障害以外の部分で適切な賠償を実現できるよう最大限の主張・交渉をさせていただきました。
被害者の方は症状固定後も自費で通院を続けられており、自費通院をしなければならないほどの辛い症状でした。
示談交渉では、被害者の方のそのような事情を主張し、その結果、慰謝料の増額につなげられたのではないかと思います。
お客様アンケート
2018.10.19掲載