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【解決事例】頚椎捻挫等の怪我を負った方が、受任後1週間で提示額の2倍に増額した事案
頚椎捻挫等の怪我を負った方が、受任後1週間で提示額の2倍に増額した事案
【相談者】男性(60代) / 福岡県福岡市在住 / 職業:無職
【傷病名】頚椎捻挫等
【後遺障害等級】非該当
【活動のポイント】異議申し立ての見込みが無いことを判断、説明・迅速な示談交渉
【サポート結果】わずか1週間で示談解決
主な損害項目 | サポート前 | サポート後 | 増加額 |
---|---|---|---|
休業損害 | 7万8,568円 | 7万8,568円 | なし |
傷害慰謝料 | 36万1,200円 | 82万円 | 45万8,800円 |
合計額 | 43万9,768円 | 89万8,568円 | 45万8,800円 |
1.相談・依頼のきっかけ
信号待ちで停止中に後方車両から追突されるという交通事故に遭い、頚椎捻挫等のけがを負い、既に、保険会社を通して後遺障害申請をしていたが、非該当結果が届き、当該結果の妥当性が気になり、相談したいと思ったとのことでした。
また、相手方保険会社から賠償額の提示が来て、適正な賠償基準についても相談したいとのことでした。
2.当事務所の活動
相談の際、診断書及び認定結果を見せていただきつつ、症状や通院状況についてご事情をうかがったところ、通院期間が短いこと、通院頻度が少ないこと、また、その症状経過から見て、後遺障害として非該当となることは明らかと判断できました。
異議申立てが認められる見込みが低いことを相談者にお伝えし、協議した結果、後遺障害がないことを前提に、今後の相手方との交渉についてご依頼いただくことになりました。
そして、迅速に解決するべく直ちに相手方保険会社に連絡をし、示談交渉に望みました。
3.当事務所が関与した結果
相手方保険会社の事前の賠償金の提示は約44万円でしたが、受任して交渉した結果、わずか1週間で約2倍に増額し、約90万円での示談解決となりました。
4.弁護士の所感(解決のポイント)
依頼者の方のサポートとして行えることは、賠償金の額を上げるだけではなく、迅速に紛争を解決するという点もあり、これも非常に重要な部分となります。今回はわずか1週間という短い期間での迅速な解決をすることができました。
また、むちうちの場合、判決では、通院慰謝料の算定の基礎となる期間は、実際に通院した日数の3倍程度が上限となります。
本件において、依頼者の方の通院期間は約5ヵ月であるものの、実通院日数は40日でしたので、慰謝料の解決見込みは、通院期間4ヵ月(40日×3倍)の裁判基準額67万円程度でしたが、交渉の結果、通院期間約5ヵ月のまま算定してもらい、82万円となりました。
裁判基準以上の金額で示談することができ、良かったです。
5.お客様の声
2015.7.2掲載