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【解決事例】治療費打ち切りから事故後半年間の治療費が認められた事案
治療費打ち切りから事故後半年間の治療費が認められた事案
1.事故発生
福岡県北九州市在住の30代男性の方が、交差点での信号停車中に後方から追突される交通事故に遭い、頚椎捻挫、腰椎捻挫のけがを負いました。
2.相談・依頼のきっかけ
依頼者は、事故後3か月を経過した段階で相手方保険会社より治療費打ち切りを言われ、今後について相談したいとのことで相談されました。
3.当事務所の活動
まずは、相手方保険会社へ受任通知をし、治療打ち切りが妥当かどうかについて判断するために、診断書・診療報酬明細書などの資料一式を依頼しました。
資料が届くまでの間は、ご本人へ自費になる可能性があることを伝え、その旨了承していただき、通院を続けていただきました。
結局、資料が届き、相手方へ治療打ち切りには合理的な理由がないことを伝え、任意一括対応を継続していただくことになりました。
その後、事故後半年後、症状固定となり、頚部痛・腰部痛が残存していたので、後遺障害部分について被害者請求をすることになりました。
しかし、経過診断書に書かれている内容が半年間ほとんど変化なく、後遺障害診断書の作成などにもあまり協力的な医師ではなかったため、等級獲得の見込みは低いと判断されました。依頼者の方と協議した結果、申請したいご希望があり、最大限認定が下りる形で被害者請求しました。
後遺障害非該当の結果が出て、依頼者と再度協議の上、後遺障害がないことを前提に相手方との示談交渉を開始しました。
4.当事務所が関与した結果
結果、既払いを除いて約95万円を獲得できました。
治療費 自己負担なし。
通院交通費 3万円
傷害慰謝料 92万円(裁判基準)
5.解決のポイント(所感)
相談時、依頼者からは、治療費の打ち切りを保険会社から言われたが、痛みが残っているので治療を続けたい、どうしたらいいかと言われ、依頼者の1番の希望である「自己負担なしの治療継続」をかなえることができ、本当に良かったと思います。