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【解決事例】賠償金0円から60万円に増額した事案
賠償金0円から60万円に増額した事案(認定なし)
1.事故発生
福岡県糟屋郡在住の30代男性の方が、駐車場を出て道路に進入してきた車に右後方から追突される交通事故に遭い、頚椎捻挫、腰椎捻挫、右膝打撲等のけがを負いました。
2.相談・依頼のきっかけ
依頼者は、事故後7か月を経過し、症状固定時期に差し掛かっている段階で、今後の対応について相談したいとのことで来所されました。
3.当事務所の活動
医師に後遺障害診断書を作成してもらい、後遺障害等級認定の申請が可能となりましたが、治療経過や検査結果等からは、認定の見込みは低いと判断されました。依頼者の方と協議した結果、「申請出来るならする」とのご希望だったので、最大限認定が下りる形で被害者請求しました。
後遺障害等級認定の結果を待っている間に、相手方保険会社から、「賠償額は146万円で既に支払い済みあるから、残りの支払いは0円と考えている」との連絡がありました。
後遺障害非該当の結果が出て、依頼者と再度協議の上、後遺障害がないことを前提に相手方との示談交渉を開始しました。
4.当事務所が関与した結果
結果、既払いを除いて60万円を獲得できました。
傷害慰謝料
相手方提示 43万6800円(既払いのため残り0円)
相手方提示 43万6800円(既払いのため残り0円)
示談額 95万6000円(既払い金除き51万9200円)※裁判基準
通院交通費
相手方提示 4万8020円(既払いのため残り0円)
示談額 12万4460円(既払い金除き7万6440円)
5.解決のポイント(所感)
今回は、後遺障害等級認定の見込みは申請前から低く、結果としても非該当でした。しかし、今回の依頼者のように「やるだけのことをやって出た結果なら納得できるので、申請できるのなら申請したい」という方はおられます。
一方で、非該当の見込みであるのなら、「申請のため時間がかかるよりは、申請せずに早期に解決したい」という方もおられます。
どうすれば少しでも「交通事故から救済された」と感じるかは、人によって様々で、どちらも交通事故のひとつの解決の仕方だと思います。依頼者の要望を聞いて、出来る限り被害者救済に繋がる形で解決できればと考えています。今回は、後遺障害等級申請の結果は非該当でも、そのような意味で、少しはお力添えできたのではと思います。
6.お客様の声
1.当事務所へご相談いただいたきっかけを教えてください。
インターネット
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2014.9.18掲載 |