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【解決事例】30代の女性(専業主婦)が、95万円の補償を受けた事案
30代の女性(専業主婦)が、95万円の補償を受けた事案
1.事故発生
福岡市在住の30代の専業主婦の女性が、接触事故により、頸椎捻挫の診断を受けました。
2.相談・依頼のきっかけ
「後遺障害診断書を作成してもらったので、今後について相談したい」とのことで、相談・依頼されました。
3.当事務所の活動
遺障害の認定については、14級の可能性もあるとは考えられましたが、通院日数が20日間と少なく、他覚所見も乏しいため、認定は困難な事案でした。
しかし、本人の希望もあり、最大限認められるであろう形に後遺障害診断書を修正したうえで後遺障害申請をしましたが、やはり認定は下りませんでした。
そのため、後遺障害が無い前提で保険会社と交渉しました。
4.当事務所が関与した結果
傷害慰謝料については、裁判基準の120万円を認めてもらい、合計額として、既払い額を除き、95万円(過失3割)を認めてもらうことができました。
5.解決のポイント(所感)
今回もっとも重要な争点は、過失割合でした。
依頼者の女性は、T字路で、優先道路に進入する際に、優先道路を進行していた相手方車両と接触した事案でした。
通常は、優先道路とその優先道路に進入する際の接触事故の過失割合は、7対3(優先道路進行車:相手方)ですが、依頼者車両が優先道路に進入する直前に、相手方車両が車線変更したことが原因で接触したことを主張し、過失割合を3対7で認めてもらいました。
裁判になった際には、ここまで低い過失割合での認定は難しかったため、あくまで示談交渉にこだわり、なんとか3割の過失割合で認めてもらうことができました。
2013.8.1掲載