【解決事例】むちうちで１４級を獲得し、裁判所基準どおりで任意解決した事案

• 2014/10/30

むちうちで１４級を獲得し、裁判所基準どおりで任意解決した事案

１．事故発生

　福岡県在住の４０代男性の方が、信号停止中に追突されるという交通事故に遭い、頚椎捻挫、腰椎捻挫等のけがを負いました。

２．相談・依頼のきっかけ

　依頼者は、事故後半年を経過し、医師から症状固定と診断されていました。

　今後、後遺障害等級申請をするにあたって弁護士費用補償特約があることから、専門家に依頼したいとのことで、当事務所に相談されました。

３．当事務所の活動

　まず、弁護士費用補償特約の使用について、当初、保険会社の担当者が約款の読み間違えをしており、今回の事故では使用できないとのことでした。

　約款の解釈が誤っていることを丁寧に説明し、上席の方にも確認し、理解、訂正していただきました。

　受任後、後遺障害診断書作成にあたって必要と思われる各種神経学的検査を受けるようアドバイスし、当方にて被害者請求をしたところ、頚部痛で１４級９号が認定されました。

　当該認定結果については、依頼者の希望があり、可能性としても０ではないと思われたことから、１２級１３号を目指して異議申立てをおこなうことにしました。

　主治医との面談やそれを踏まえて医証を獲得し、異議申立をしました。

　しかしながら、結果としては、１４級９号の認定を覆すには至りませんでした。

　その後、１４級９号を前提として相手方との示談交渉し、裁判基準どおりの慰謝料等で合意できました。

４．当事務所が関与した結果

　既払いを除いて約２６７万円を獲得できました。
 

５．解決のポイント（所感）

　保険会社と交渉の結果、弁護士費用補償特約をきちんと使用できたことから、ご本人の負担なく、解決できました。

　異議申立てについては、結局、結果としては変わらずでしたが、異議申立てに挑戦したことで、依頼者の悔しい気持ちを少しでも払拭することもできると思います。

　また、慰謝料、逸失利益ともに裁判基準どおりとなっており、１４級後遺障害においては最大限の金額で解決できたので、良かったと思います。

６．お客様の声

１．当事務所へご相談いただいたきっかけを教えてください。 　インターネットでホームページを見つけ、解決事例の多さで相談を決めた。 ２．当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。 　親身にアドバイスを頂き心強かった。

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2014.10.30掲載

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