【解決事例】頸椎捻挫により、３０代の女性が３５５万円の補償を受けた事案（１４級）

• 2014/04/10

頸椎捻挫により、３０代の女性が３５５万円の補償を受けた事案（１４級）

１．事故発生

　３０代の福岡県福岡市在住の兼業主婦の方が、乗車中に信号待ちをしていたところ、後方より自動車にて追突される交通事故に遭い、頸椎捻挫の診断を受けました。

２．相談・依頼のきっかけ

　相談時はまだ治療中であり、今後の交渉や後遺障害の申請について任せたいとのことで依頼されました。

３．当事務所の活動

　当事務所としては、治療から１１か月ほど経過した時点で、頸椎捻挫についての様々なテスト結果も全て陰性でありましたが、実際に病院に通った日数が多かったことから可能性は低いものの、依頼者の意向もあり後遺障害申請手続を行いました。

　その結果、１４級の認定が下りました。

４．当事務所が関与した結果

　示談交渉においては、慰謝料は裁判基準、逸失利益についても粘り強く交渉しました。

　その結果、以下の金額を認めてもらうことができました。

　慰謝料：１１０万円（裁判基準）

　労働能力喪失率：５％（裁判基準）

　労働能力喪失期間：５年

　治療費等を除いた賠償金約３５５万円の補償を受けることができました。

５．解決のポイント（所感）

　依頼者は、治療はなるべく継続したいという希望があったため、保険会社に対しても、なるべく治療を継続してもらえるようにも交渉しました。

　また、医師からも後遺障害は絶対に残らないだろうと言われており、頸椎捻挫に関する検査結果も併せて見れば、正直後遺障害の認定は難しいだろうと考えていました。

　しかし、単純なテスト結果だけではなく、治療の経過等も判断される事案もあることから、その可能性にかけて後遺障害申請をしたところ、認定を取ることができました。

　後遺障害が残るか否かで賠償額に大きく差が生じるので（今回後遺障害が残らなければ賠償額は１００万円ほどでした）、後遺障害申請には慎重な判断が必要だと感じた共に、依頼者にとって最大限の保証額を得ることができ、大変満足していただくことができました。

６．お客様の声

１．当事務所へご相談いただいたきっかけを教えてください。 　主人がネットで探していて「信頼できそうだ」と判断しました。 ２．当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。 　とても親切で、依頼してよかったです。

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2014.4.10掲載

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