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後遺障害等級認定サポートで12級認定獲得、約502万円の補償を受けた事例

後遺障害等級認定サポートで12級認定獲得、約502万円の補償を受けた事例

【相談者】 女性(80代) / 福岡県在住 / 職業:専業主婦
【傷病名】 右上腕骨外科頚骨折、右恥骨骨折
【活動のポイント】 後遺障害等級認定サポート、示談交渉
【後遺障害等級】 併合12級
【サポート結果】 後遺障害等級認定獲得、適切な賠償額の獲得

主な損害項目 金額
傷害慰謝料 約120万円
後遺障害慰謝料 約230万円
逸失利益 約150万円(労働能力喪失期間:4年、労働能力喪失率:14%)
休業損害 約60万円
最終支払額 約502万円

相談・依頼のきっかけ

 80代の福岡県筑紫野市在住の女性が、ショッピングセンターの駐車場内の道路を徒歩で横断中、突然バックしてきた車に衝突されるという事故に遭われました。

 女性は衝突のはずみで転倒し、そのまま救急搬送され、右上腕骨外科頚骨折、右恥骨骨折の怪我を負われました。

 約2ヵ月の入院後、通院してリハビリを続けられていましたが、腕にしびれ等が残り、日常生活に支障が出ている状態でした。

 相手方の保険会社より事故後6ヵ月で治療終了の打診を受け、今後の後遺障害申請等につきアドバイスが欲しいということで、被害女性のご家族が相談にご来所されました。

当事務所の活動

 被害女性ご本人もそろそろ治療を終了して症状固定したいとのご希望がありましたので、ご相談の場で、後遺障害申請のために必要な書類一式をお渡しし、受任と同時に後遺障害申請の準備を開始しました。

 その後、事故資料の収集等を行い、受任後約2週間で後遺障害申請を行うことができました。

 その結果、自賠責保険において、右上腕骨外科頚骨折後の右肩関節の機能障害について第12級6号右恥骨骨折後の右股部痛について第14級9号に該当すると判断され、併合第12級の後遺障害の認定を受けることができました。

当事務所が関与した結果

 後遺障害併合12級を前提に、相手方保険会社との示談交渉へと移りました。

 相手方からの回答は当方が主張する裁判基準の賠償額には若干満たない額でした。

 裁判をすることで増額する可能性が高かったものの、被害者ご本人が裁判での解決をご希望されなかったため、そのまま示談することになりました。

弁護士の所感(解決のポイント)

 この方の場合、裁判をすることであと150万円程の増額が見込める事案でした。

 しかし、被害者御本人が裁判を望まず、示談交渉での解決をご希望であったため、今回は裁判をせず、示談交渉での解決を目指しました。

 最終的に、裁判を選択しなかった場合での最大限の補償を得ることができ、よかったです。

お客様アンケート

アンケート20190222

2019.3.1掲載

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