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右股関節の可動域制限の後遺障害等で早期に裁判基準の補償が認められた事案
【相談者】男性(60代) / 福岡市在住 / 職業:アルバイト
【傷病名】右股関節中心性脱臼骨折、右鎖骨骨折
【後遺障害等級】事前認定併合10級
【活動のポイント】認定前の交渉準備
【サポート結果】裁判基準での解決
主な損害項目 | 金額 |
---|---|
休業損害 | 176万円 |
傷害慰謝料 | 221万円 |
逸失利益 | 436万円 |
後遺障害慰謝料 | 550万円 |
過失 | 5% |
合計額 | 1316万円 |
相談・依頼のきっかけ
60代の福岡市在住の男性がバイクで走行中、交差点に差し掛かった際に、前の車が左折し、男性は直進しようとしたところ、対向車が男性に気づかず右折してきたため衝突するという事故に遭い、右骨盤粉砕骨折・右鎖骨骨幹部骨折・頭部打撲・外傷性頭蓋内出血の怪我を負われました。
ご相談時はすでにご自身で保険会社を通じて後遺障害等級認定(事前認定)の手続きを行われており、結果待ちとのことで、その後の示談交渉等保険会社との交渉についてご相談を受けました。
当事務所の活動
ご相談時は既に後遺障害等級認定の手続きはされていたものの、結果が出るまでにしばらく時間がかかるとのことで、定期的に調査事務所へ連絡を行い、進捗状況の報告をご本人へ行っていました。
その後、右股関節の機能障害について10級11号、左下肢において神経症状を残すものとして14級9号、結果として併合10級の認定を受けたため、同等級を前提に相手方と交渉を開始しました。
当事務所が関与した結果
上記認定結果を踏まえ、相手方保険会社と示談交渉を行ったところ、上記のとおり早期に裁判基準どおりの金額を認めてもらうことができました。
なお、本件では、被害者には過失が5%あったため、その分差し引かれましたが、既払い金を除き、1,456万円を獲得しました。
弁護士の所感(解決のポイント)
今回は被害者が受任前に後遺障害申請手続きを保険会社に手続を依頼していたため、認定結果を待ってということになりましたが、認定後は、数回の交渉で適正な基準での解決が出来ました。
認定結果が出る前に、認定を予測したうえで事前に交渉の準備を進めていたことも、早期に解決できた理由の一つかと思われます。
お客様の声
法律事務所や弁護士の方に依頼するのが初めてだったので最所は不安でしたが定期的にお電話をしていただいたりして、安心してお任せする事が出来ました。
結果もとても満足し、感謝しています。
本当にありがとうございました。
2016.4.1掲載
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