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後遺障害等級認定・示談交渉サポートで約5,300万円が補償された事案(7級)
後遺障害等級認定・示談交渉サポートで約5,300万円が補償された事案(7級)
【相談者】 | 女性(当時20代) / 佐賀県在住 / 職業:会社員 |
【傷病名】 | 頚椎捻挫・腰椎捻挫・右大腿骨骨幹部骨折・左上腕骨骨幹部骨折 右膝蓋骨骨折等 |
【後遺障害等級】 | 併合7級 |
【活動のポイント】 | 後遺障害被害者請求、訴訟、和解 |
【サポート結果】 | 併合7級認定獲得、和解成立 |
主な損害項目 | 金額 |
---|---|
休業損害 | 1,016万円 |
傷害慰謝料 | 350万円 |
逸失利益 | 3,343万円 |
後遺障害慰謝料 | 1,000万円 |
過失 | 10% |
最終支払額 | 約5,300万円 |
相談・依頼のきっかけ
当時20代の佐賀県在住の女性が、信号による交通整理の行われていない交差点を直進中、対向車線を走行していた2トントラックの加害車両がウィンカーをつけずに急に右折をしてきたことにより、これを避けきれず衝突しました。
被害者は、ドクターヘリにて救急搬送され、右大腿骨骨幹部骨折、左上腕骨骨幹部骨折、右膝蓋骨骨折、外傷性肺挫傷等と診断され、そのまま入院となりました。
入院先で左上腕骨、右大腿骨、右膝蓋骨の各骨折部位に対し、接合術の手術を受け、以後、リハビリを続けている状態でした。
今後の後遺障害申請や相手方保険会社との対応、示談交渉等をお願いしたいとのことでご相談・ご依頼に来られました。
当事務所の活動
まず、これまでの治療経過を把握するため、診断書等の必要書類を取り寄せ、治療経過と症状の確認を行いました。
しばらくはリハビリ治療に専念していただきましたが、その後、治療の終了時期や残存している後遺症の内容について、主治医の先生と面談を行い、後遺障害の申請を行いました。
後遺障害申請の結果、右大腿骨骨幹部骨折後の偽関節、右股関節の機能障害、右膝痛、左肩関節の機能障害等の症状について、併合して後遺障害等級7級に該当するとの回答を得ました。
この回答をもとに、相手方と示談交渉をしましたが、相手方保険会社からの回答が著しく遅く、交渉が進まないことから、訴訟を行うこととし、佐賀地方裁判所にて訴訟提起をいたしました。
当事務所が関与した結果
訴訟においては、事故状況(過失割合)、症状固定時期、休業損害、後遺障害等級、逸失利益等について争われました。
最終的には、おおむね当方の主張に沿う形で和解案が提示され、自賠責保険金を含み、総額約5,300万円での和解が成立いたしました。
弁護士 桑原 淳の所感(解決のポイント)
被害者は本件事故により重傷を負い、長期のリハビリ治療を頑張ってこられましたが、重い後遺症が残り、これまでの人生が一変してしまいました。
適正な補償額を目指して、後遺障害等級の申請、訴訟手続き等、最大限のサポートを行うことを心掛けました。
主治医の先生や勤務先の方々など、たくさんの方のご協力を得て、無事に和解での解決となりました。
お客様の声
2017.01.27掲載