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橈骨遠位端粉砕骨折による後遺障害で、保険会社の提示額より約310万円増額した事案
相談・依頼のきっかけ
福岡市在住の50代女性の方が、信号整理の行われていない交差点を自転車にて直進中に、対向車線から右折進入してきた自動車と衝突するという交通事故に遭い、橈骨遠位端(手首)粉砕骨折、尺骨茎上突起骨折等のけがを負いました。
依頼者は、事故から約1年間入通院しましたが(粉砕した骨の破片を元の位置に戻す手術も含む)、骨折後の不整と正中神経の損傷により、指に痺れと痛みが残存していたため、保険会社の事前認定で後遺障害12級13号を認定されていました。
その後、保険会社より金額の提示(既払いを除いて約471万円)がありましたが、妥当かどうか分からないと不安に感じていたところ、ご友人の紹介で、当事務所に相談されました。
当事務所の活動
受任後、直ちに損害を算定したうえで相手方保険会社に請求をしましたが、保険会社からの回答は、弁護士介入前は過失0との提示であったのが、過失4割を主張してくるという不誠実なものでした。
裁判例に照らしても、過失4割は明らかに不当であることを主張し、実況見分調書等を取寄せたうえで、交渉にあたりました。
当事務所が関与した結果
その結果、被害者の過失を1割とすることで合意し、賠償額としては、以下のとおり、既払い金を除いて780万円となりました。
保険会社の提示してきた金額から約310万円の増額です。
休業損害 | 38万円 |
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傷害慰謝料 | 132万円(裁判基準) |
逸失利益 | 452万円 |
後遺障害慰謝料 | 290万円(裁判基準) |
合計 | 約1143万円(過失1割、既払いを除いた獲得額は約780万円) |
担当弁護士の所感(解決のポイント)
相手方の不合理な過失割合の主張について、実況見分調書を基に、具体的に反論していったことが今回の結果につながったと思います。
お客様の声
当事務所へご相談いただいたきっかけを教えてください。
知人の紹介です。
当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。
私の都合で、メールでの対応をお願い致しましたが、細やかな報告対応をして頂きありがとうございました。思い切って相談に伺って良かったと思います。
頂いたお手紙の内容
この度は、大変お世話になりました。
これでやっと一区切り着く事が出来、思い切って、ご相談に伺って良かったと思います。
本当に、有難うございました。
2014.8.21掲載