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【解決事例】肩可動域制限・骨変形障害の後遺障害で、早期に1100万円増額できた事案
肩可動域制限・骨変形障害の後遺障害で、1ヵ月もかからず、1,100万円増額(約1.65倍)できた事例
1.事故発生
福岡市在住の40代主婦のKさんは、夜の散歩中に、青信号が点灯していた横断歩道を歩行していたところ、信号無視で進入してきた自動車にはねられるという交通事故に遭いました。
2.相談・依頼のきっかけ
事故による受傷で、肩の可動域制限により後遺障害10級、骨盤及び肋骨の変形により12級、併合9級の認定を受けました。
この等級認定に基づき保険会社から約1,690万円の示談の提示を受けていました。
しかし、それは休業損害、逸失利益、慰謝料の点であまりに低額であったことから、弊所にご相談に来られました
3.当事務所の活動
依頼者の意向として経済的事情から、できる限り早期の解決を望んでいました。
受任後すぐに保険会社と交渉をしましたが、早期解決を目標とするこちらの立場上、争点を絞り込む必要がありました。
そこで、総治療期間・通院交通費・および既払い金は保険会社の主張を前提としながら、慰謝料について事故の悪質性を強調しました。
その結果、裁判基準と同様の金額を認めてもらうことができました。
4.当事務所が関与した結果
主な損害項目 | 受任前 | 受任後 |
---|---|---|
休業損害 | 146万円 | 460万円(主婦の平均賃金の基準) |
傷害慰謝料 | 151万円 | 267万円(裁判基準) |
後遺障害逸失利益 | 1,350万円 | 1,628万円(労働能力喪失期間が67歳まで) |
後遺障害慰謝料 | 300万円 | 690万円(赤本基準) |
賠償額は、約1,690万円の提示から、受任後1ヵ月もかからず、約1,100万円増額し、既払い金を除き、約2,783万円を受領することで解決しました。
5.解決のポイント(所感)
依頼者の意向通り迅速にかつ大幅に増額して解決できた事案です。
依加害者の対応が悪く、後遺障害の等級が高いため、訴訟をすれば、更なる増額も望まれた事案でした。
ただ、依頼者が早期解決を望んでいた事情があるため、大変満足されていました。
お客様の声
1.当事務所へご相談いただいたきっかけを教えてください。
交通事故により損保会社からの示談金額の提示があったのが、それが妥当なのか何も解らなかったので、先生に相談に来ました。
2.当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。
良心的で他の相談にも親身になって私たちの力になっていただきました。
若い先生を筆頭に若いスタッフさんに感謝しています。ありがとうございました。
2012.3.19掲載