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死亡事故のご遺族からご依頼いただいた事件の示談交渉が終わりました
はじめに
先日、私が担当させていただいた死亡事故の示談交渉が終わりました。
被害者は福岡市に住む60代男性で、横断歩道を横断していた際に赤信号無視の自動車に轢かれてお亡くなりになった交通事故でした。
ご遺族の方から初めて相談を受けたのは、被害者がお亡くなりになって数日しか経過していない時で、
- 突然の事故で相手保険会社からの連絡にどのように対応したら良いか分からない
- 肉体的・精神的にも対応する余裕がないので代わりに対応して欲しい
- 加害者の処罰はどうなるのか
- 遺族に貯蓄がないので当面の生活費を確保するにはどうしたら良いのか
といった点が主な相談内容でした。
当事務所の活動
ご家族の方々は、突然家族を失った悲しみに暮れるなか、医療費や葬儀費用の支払いなどの支出を余儀なくされる場面も多く、また、加害者側保険会社からの連絡にも対応ができない状況である、とのことでした。
そこで、ご相談後すぐ必要書類を揃え、ご依頼いただくことで、相手保険会社からの連絡窓口を弊所とし、ご家族の方に保険会社から直接連絡が入らないようにしました。
また、医療費や葬儀費用等を医療機関・葬儀業者等に保険会社から直接払ってもらうように対応し、加えて、ご家族の当面の生活費として60万円の支払いを受けました。
その後、四十九日が終わり一段落した時点で、相手保険会社との賠償交渉に入ると同時に、ご家族が加害者の刑事裁判に参加したいという希望がありましたので、参加にあたっての検察官との打合せへの同席や使用する書面の作成、裁判当日の受け答えのサポート等をさせて頂きました。(案件の詳細は死亡事故のご遺族より、「救って頂いた」との評価をいただいた事例を御覧ください。)
死亡事故のご相談について
この案件に限らず多くの死亡事故では、賠償額はいくらになるのか、賠償額を上げて欲しいといった相談はあまり多くなく、特にお亡くなりになってから間もない場合には、前述のような点の相談であることが多くあります。
いくら賠償されても納得できるわけはないでしょうから、当然のことと思います。
他方で、事故からある程度時間が経ってくると、被害者が元に戻らないのであれば、きちんとした、可能な限り高い賠償をして欲しいという感情をお持ちのご遺族の方も多くいらっしゃいます。
これも同様に当然のお気持ちだと思います。
解決までのスピードについても、どれだけ時間がかかってもいいからとことん争っていきたいというご意向をお持ちの場合もあれば、次に進みたいのであまり時間をかけずに終わらせたいというご意向の場合もあります。
このように、特に死亡事故の場合には、ご遺族の方の考えは案件ごと、あるいは、事故からの時間経過によって様々ですので、弊所では、ご遺族の方がどのような解決、サポートを弁護士に望んでいるのかといった点を案件ごとにしっかりと把握し、それぞれの案件のご遺族のご意向に沿った解決ができるように心がけています。
さいごに
弁護士にご依頼いただければ相手保険会社からの連絡は全て弁護士が窓口になりますし、当面の生活費を確保するといった点については、事案内容によりますが、医療費や葬儀費用を保険会社から直接病院や葬儀業者に支払ってもらうことも可能ですし、当面の生活費として一定額を先に払ってもらうことも可能です。
解決内容についても、弁護士が介入することで賠償額を増額することが可能な場合が多いですし、解決方法についても長い時間をかけて裁判をするか示談で早期解決を図るかご意向に沿った形で解決することが可能です。
交通事故についての相談は初回無料でお受け付けしておりますので、弁護士にご相談するかお悩みのご遺族の方は、是非一度弊所にご相談ください。
案件ごとに最善の解決策をご提案させていただきます。