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カルテは基本的に必ず確認する(文責:桑原淳)
カルテは基本的に必ず確認する
桑原です。
後遺障害の申請や異議申立て、あるいは損害賠償請求の交渉や裁判では、医療記録(カルテ)の内容を確認することが非常に重要だと考えています。
カルテを確認せずとも、診断書や後遺障害診断書に大まかな症状やドクターの所見が記載されます。
しかし、当たり前と言えば当たり前ですが、それだけでは、到底、被害者の症状やドクターの所見を正確かつ詳細に確認することはできません。
そのため、カルテの確認が非常に重要だと考えております(もちろん、主治医のドクターから直接話をお伺いすることも同じくらい重要だと考えています)。
当事務所では、少なくとも、異議申立て事案ではカルテの取付を行うことを原則としています。
重症の方や治療期間が長期に及ぶ場合、カルテの枚数が1,000枚を超えることも珍しくありません。
全て日本語で書かれているカルテというものはありませんし、略語で記載されたりもするので、正直、これらをチェックしていく作業はかなり根気が入ります。
しかし、この地道な作業なくして正当な補償はありえませんので、依頼をお受けした以上、できることは全部やるというつもりで取り組んでいます。
医療機関の皆様にも、いつもカルテ開示にご協力頂き大変感謝しております。