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医療ソーシャルワーカーとの交流
医療ソーシャルワーカーとの交流
【コラム】MSWと弁護士について~会合、懇親会に出席してで医療ソーシャルワーカー(MSW)との交流を始めたというお話を書きましたが、この記事の後も、MSWとの交流は日々深まっています。
先日はMSW団体が主催する勉強会に参加させていただきました。
たまたまテーマが交通事故被害者の転院に関するケーススタディだったため、弁護士として法的な視点をお話させていただくとともに、MSWが直面する困難な問題について、生の意見を聞くことができました。
また、知り合ったMSWから業務に関する法律的な相談を受けることが増えてきたのと同時に、私からも利用できる社会保障制度や転院支援の実務を質問させて頂いています。
弊所では交通事故を多く扱っている関係上、高次脳機能障害や脊髄損傷などの重度後遺障害患者における転院や介護に関しても一定以上の知識や経験はあります。
もっとも、日々医療の現場で実務に携わっている方々のそれとは天と地ほどの差があるのは事実です。
このため、転院・介護・社会復帰支援などのスペシャリストであるMSWとの協力を行うことが多々あります。
MSWが依頼者のために積極的に関与してくださったおかげで、後遺障害の認定や、加害者に請求する介護費の算定について、適切かつ強力な証拠を提出できた案件もありました。
餅は餅屋とも言いますが、互いの専門分野を合わせることで、互いによりよいサービスを提供できると実感しています。
今後も、一人でも多くの交通事故の被害者を救済できるよう、MSWとの交流をさらに深めていきます。