- 福岡交通事故被害者相談TOP>
- たくみのこだわり>
- 弁護士依頼後の解決までの流れ
弁護士依頼後の解決までの流れ
はじめに
ほとんどの方は、はじめて交通事故に遭い、今後どのようにしていけば分からないという状況に陥るかと思います。
また、弁護士に依頼するとどうなるのか、頼んだ方がいいのか頼まなくてもいいのか悩まれる方も多いのではないかと思います。
そこで、当事務所にご依頼をいただいた場合の一般的な流れについてご説明いたします。
治療中にご依頼頂いた場合
交通事故に遭い、お怪我の治療をしていると、相手の保険会社から色々と書類が送られてきたり、治療の方はどうですかと連絡が入ってきたりします。
この段階で弁護士にご依頼いただくと、保険会社とのやりとりを全て弁護士を通して行うことになり、依頼者は治療に専念する環境を整えることができます。
弁護士は、単に窓口に立つだけではなく、例えば、治療中に、お仕事を休まざるを得ないような場合、依頼者に代わって保険会社と休業補償の内払い交渉を行うこともあります。
また、毎月、診断書や診療報酬明細書を取り寄せ、治療状況を把握します。
治療により、無事に完治となれば、今回の事故で負った損害(慰謝料など)について、弁護士が保険会社と示談交渉を行います。
治療を継続した結果完治しなかった場合
治療を継続したけれども完治しなかったという場合、示談交渉の前に、弁護士が後遺障害の申請を行います。(詳しくは後遺障害等級認定サポートをご覧ください)
申請により妥当な後遺障害の等級認定が得られれば、続いて、今回の事故で負った損害(慰謝料など)について、弁護士が保険会社と示談交渉を行います。
示談交渉後、示談交渉により提示された保険会社からの補償金額と、仮に裁判になった場合に認められるであろう補償金額について、弁護士が依頼者に説明させて頂き、このまま示談するか、裁判するかをご選択していただきます。
この際、示談交渉により提示された保険会社からの補償金額が、仮に裁判になった場合に認められるであろう補償金額よりも低額な場合、弁護士からは裁判をお勧めすることがあります。
もっとも、裁判となると、解決までに時間が掛かることや依頼者にもある程度のご協力をしていただかなければなりませんので、弁護士は判断材料を提供するにとどめ、裁判するかどうかの最終的な判断は依頼者に委ねています(弁護士から見て裁判した方がいいという場合でも、早期解決を望み、示談で解決する方もおられます。当事務所は、依頼者の判断を尊重しています。)
示談又は裁判が終了すると無事に解決となります。
おわりに
このように、当事務所では、ご相談者様の状況に応じたサポートをさせて頂きます。
詳しくは、「今、あなたに必要なサポートは?」をご覧ください。
関連ページ
- 交通事故を弁護士に初めて相談される方へ
- 交通事故の示談交渉には弁護士を付けるべき?
- 交通事故の被害者が弁護士に依頼するメリットについて
- 保険会社の提示する金額は適正ではない?
- 【弁護士が解説】交通事故における慰謝料の注意点
- 頭部外傷による高次脳機能障害等の重い後遺症が残った場合について
執筆弁護士 桑原淳
福岡県古賀市出身。
個々の被害者が受けた被害をきちんと受け止め、被害者それぞれに最適な解決方法を見つけていくことを大切にしています。