- 福岡交通事故被害者相談TOP>
- たくみのこだわり>
- 後遺障害1級の方の裁判が終わりました
【たくみのこだわり】後遺障害1級の方の裁判が終わりました(文責:桑原淳)
後遺障害1級の方の裁判が終わりました
桑原です。
つい先日、裁判となっていた1級の後遺障害を残す交通事故被害者の方について、無事に和解が成立しました。
この方は、事故直後にご家族からご依頼を受け、当事務所が窓口となって保険会社との交渉等を行ってきました。
振り返ればあっという間ですが、被害者家族や私達にとっても色々な道のりがありました。
私達は、加害者の刑事事件への被害者参加も行いましたし、介護認定を受ける際に訪問調査への同席も行いました。
また、症状固定の際には、主治医の先生と面談をさせてもらい、主治医の先生では把握できない家族から見た被害者の状況について説明させて頂きながら、診断書を作成して頂きました。
その後、被害者請求にて後遺障害等級の申請を上げ、無事に、きちんとした後遺障害の認定がおりました。この時は、さあいよいよ適正な賠償の獲得へ向けて気を引き締めなければと気持ちを新たにしたことを思い出します。
後遺障害の等級の認定が下りた後は、事故現場まで足を運び、過失割合が争われることが予想されたため事故状況を確認したり、自宅までお伺いさせて頂き、被害者の方を自宅で介護するために必要な自宅改造の内容についても確認したりもしました。
また、当時は施設で介護を受けられていたため、介護施設を訪問し、主治医(症状固定時の先生とは別の方)と自宅介護の可否についてお話をお伺いしたり、ソーシャルワーカーの方から介護体制等についてご助言を頂いたりしました。
その後、成年後見人を選任してもらったうえで、訴訟を提起し、その訴訟が先日ようやく終わりました。
訴訟が終わり、被害者・被害者家族の支えに少しでもなれただろうかと、これまでの活動を振り返ってみました。
また改めて解決実績としてご報告できればと思います。